2025年夏至の酒丸。

2025年夏至の酒丸。


 2025年の6月、明日の21日は夏至です。
酒丸です。
もう1年の半分が過ぎちゃいましたね(汗)
夏至とは、
一年の中で昼間が一番長い日。
そしてこの日から「夏に至る(いたる)」という訳です。
本格的な夏ですね!
そんな夏本番手前の中、
私は久しぶりに地元のハンバーガーショップへ。

店頭にはクラシックなボンネットバスが鎮座。

その名も「伏姫牛ハンバーガー」!
この日はベーコンエッグバーガーを注文。

ここのパティ、すごく肉々しくて美味しい!
肉塊を食べてる!っと感動するくらい美味しい。
自宅に持ち帰って食べました。
せっかくの自宅バーガーなので、
それに相応しい映画を見ながら食べようという事になり…
録画しておいた「ファウンダー」を鑑賞。


 映画の設定は1954年。
マクドナルド兄弟が営んでいたハンバーガーショップを、
シェイクマシンの営業マンが経営権を奪って巨大産業にしていく話。
非常に興味深く見ました。
まず、何より建築物や自動車、衣装が素晴らしい!
もうそのまま「1954年」!

この映画、
ドライボーンズが好きな人なら観た方も多いでしょう。
まだ観た事が無ければ、是非一度観てみてください。
その理由は、
このブログの最後の方に書いておきます。

 

 この映画の中で、
一人の人物が気になりました。

左から二番目のギャバジャンにハットの彼。
チャコールグレー地のアーガイルプリント。
当時アーガイル柄は爆発的に大流行し、
様々なバージョンが作られました。
総柄も何パターンもあり、
ボーダーアーガイルも何種類も作られました。
この中の彼が着ている柄は…
アーガイルが点在するバージョン、
通称「ドッティングアーガイル」と呼ばれるバージョン。
しかもギャバジャン用の柄が大きめバージョン。
数分後のシーンでは、
より鮮明に登場してきてくれました。

今度は初期マクドナルドで働く予定の若者として登場しました。
全く同じジャケット、
ドッティングアーガイルのギャバジャンバージョン、
チャコールグレー地カラー。

そしてこの柄も他のアーガイル柄と同じく、
シャツ用にプリントされたバージョンが存在します。
私のコレクション、それがこれ。

ちょっと写真では白っぽく写っていますが…
鮮やかなレモンイエロー。

シャツバージョンだと、
ちょっとアーガイル自体が小さく、
更に柄が単純化されるんです。

2025年のドライボーンズオリジナルレーヨンプリントは、
正にこの柄を作らせていただきました!
まずは長袖バージョン。
ロングスリーヴプリントオープンシャツ「ドッティングアーガイル」

色味はチャコールグレー地と、

ブラウン地。

そして更に!
夏場に嬉しい半袖バージョンも!

ヨーク裏にはキュプラを配備。

そしてヴィンテージには無い心遣い。

こんなにもパーフェクトな柄合わせ!

オールシーズンの長袖、
夏場に嬉しい半袖もあり!
しかも36small、38medium、
40large、42X-largeと4サイズ展開!
皆様のご来店。
心よりお待ちしております~!


 ブログの最初の方に書いた、
「この映画を観るべき理由」を、
ここから書いてみますね(ネタバレ注意)。
オリジナルなアイディアで、
サンバーナーディーノで商売していたマクドナルド兄弟。
そのアイディアに惚れ込んだレイは、
そのシステムを全米でフランチャイズ展開させようと企みます。
最初のうちこそなかなか上手くいかなかったものの…
ちょっとしたきっかけから一気に拡大させるのです。
それはとある団体に目を付けた事。
そのシーンがこれ。
とある団体の集まりで講演するレイ。

今、何かと話題のシオニスト団体。
その後はこの団体で講演。

フェズハットが有名なシュライナーズ。
秘密結社フリーメイソン内の娯楽担当団体。
更にこの団体でも講演。

当時アメリカ最大の秘密結社、
インディペンデント・オブ・オッド・フェローズ!(I.O.O.F.)
こういった団体は皆、勤勉で商売熱心。
初期マクドナルドの勢力拡大を担ったのは、
ユダヤや秘密結社だったんですね…。
更にその後、
何度波乱があっても商売を拡大していく創業者(ファウンダー)。
創業とは「作り上げる者」ではなく
「見つけ出す者(FOUNDER)」なんですね。
実にアメリカ的な考え方。
勉強になりました。

ではまた。

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