2026年3月20日の春分の日当日。
気候も一気に春めいてきて、嬉しいですね!
私は先日千葉県北で開催された、
「クラシックカー&スポーツカーフェスティバル」を観に行ってきました。
たくさんの旧車やレーシングカーも来ていたんですが…
ぶっ飛んですごかったのがこれ。
1919年のフォードA型!
走り出せるクオリティだそうです。
個人的に気になったのはこのパーツ。
ウィンカー。
家の中のランプに使いたい…。
更には、こんな名車も。
ランボルギーニ・カウンタック。
上のフォードとはまた別の意味で、
ドキドキする造形。
「サーキットの狼」を小学生の頃に体感した世代なので、
この手のスーパーカーは思わず見入ってしまいます。
上に上がって開くシザーズドア、
収納されていてスイッチで出てくるリトラクタブルライト…。
1970年代のワクワクが詰め込まれたスーパーカーですね。
さて、今日はそんな「夢の1970年代」ならぬ、
「悪夢の1970年代」を体現したようなジャケットを紹介。
言わずもがな、1970年代の悪夢といえば…
ベトナム戦争。
正確には…
1964年のトンキン湾事件から始まり、
1965年には北爆を開始、全面戦争に突入。
1973年にはベトナム戦争反戦運動もあって撤退、
1975年にサイゴンが陥落してベトナム社会主義共和国となった戦争の事。
また同時に、アメリカ初の「戦争敗北」でもあります。
その悪夢のベトナム戦争を象徴するようなジャケットがこれ、
ベトナム・エンブロイダリー・ジャケット、通称ベトジャン。

この写真のジャケットは、
ドライボーンズがオリジナルで展開しているジャケット。
ちなみに私が所有しているヴィンテージは、
下記の2パターン。
ひとつはパラシュート素材のカモフラージュにチェーン刺繍が施された物。

もうひとつは…
ちょっと珍しい、ホワイトコットンでパーカタイプ。

この様に、ひとくちにベトジャンと言ってもいろんなバージョンが存在しています。
素材、色味、刺繍の種類、などなど…。
なので、ドライボーンズとしては様々なバージョンを検証しつつ、
自分達なりにベストな物を構築してみました。
まずは素材。
ヴィンテージの場合、
先ほどのパラシュート素材以外にも…
当時の野戦で使われたシーツ素材や謎のコットンポリエステル混紡素材などが多い様です。
ドライボーンズとしては光沢感があるレーヨンコットンツイルで統一、
刺繍が映える様にジェットブラックをチョイスしました。
また、刺繍はブラックに映えるイエローゴールドを中心に、
ドラゴン、タイガー、そして福禄寿。
中華系人民が多かったベトナムでの、王道の刺繍アイコン。
そして背中心には…
英語の文句と共にベトナムの地図。
この英語の文句が、シャレが効いていて秀逸。
WHEN I DIE I’LL GO TO HEAVEN BECAUSE I’VE SERVED MY TIME IN THE HELL
要訳すると…
「私は天国に行けるだろう、なぜなら今まで地獄で時間を使ってきたのだから」ってな感じです。
如何にベトナム戦争が兵士にとって過酷だったのか?がわかるジャケット。
スカジャンなどの刺繍と違って、ベトジャンの刺繍は粗い事も特徴です。
糸の走り方が均一でなく甘く入っており、
下の生地を掬っていない糸も多いのです。
つまり、刺繍というより「色糸を渡してあるだけの刺繍っぽいもの」なのです。
だから、刺繍の上から更に似寄りの色糸で渡してある糸を押さえている場合が多い。
なので、ドライボーンズではその「押さえ糸」すら、刺繍で表現しています。
丁寧な日本の刺繍工場では出来ない加工を、
敢えて当時のベトナムでの手仕事っぽくマシーンで表現。
こう言った部分、実は難しいのです。
ランボルギーニ・カウンタックが生まれた1970年代。
アジアの片隅では大国の思惑に反抗し続けた人達がいたのです。
今の中央アジアや中東、似てきていますよね。

このベトジャン、人気もロングランなので再生産しました!
現時点で全サイズ揃っています!
もうヴィンテージではなかなか手に入らなくなってきていますので、
お早めに。
さて。
冒頭で書いた県北でのイベントの際、
とあるサービスエリアでちょっと珍しいものに遭遇。
黄色い巨大な自動販売機。
なんとマックスコーヒーオンリーの自販機でした!
これ、千葉県独自ですよね?
ではまた!
