立秋である八月八日を過ぎましたが…
まだまだ残暑が厳しいですね(汗)
酒丸でございます。
何でも、八月八日は「世界猫の日」だそうで。
世界最大の動物愛護団体である国際動物福祉基金が、
制定したそうです。
そんな時期にタイミング良く入荷してきた新作のリングを、
本日はご紹介。
ドライボーンズを昔から知っている人にとってはお馴染みの、
バンドワゴンという雑誌。
ワタクシ酒丸が責任編集という形で、
過去の様々な連載や新作紹介、
秘密結社についてのブログなどを活字化させてきた雑誌でした。
その中には「MICRO COSMOS(小さな宇宙)」という、
自叙伝的な連載も書いていました。
そのバンドワゴンのVol.4には、
私の高校生の頃のアルバイトの話を書いていまして…
その中には「ジェニー」という、当時買っていた仔猫の事を書いています。
その頃から猫は大好きだったんですが…
都内の賃貸マンションではペットは無理、
すっかり頭から離れていました。
ところが。
館山にUターン移住してから、
どうも身の回りに野良猫が多い。
特に、裏のTさん宅は昔から猫が好きで有名だったのだけれど…
2021年の秋頃に施設に入ってしまいました。
その頃にそのお宅で生まれたであろうキジトラの仔猫が、
ウチの畑の一角にある木の下の落ち葉溜まりでよく寝ている様になったのです。
見えますかね?
写真中央の木の根元から、
こっちを窺う小動物。
なので、手懐けるべく、チュールで誘き出し作戦。
注意深く、こっちに気を付けながらチュールに近付いてきます。
毎日が「だるまさんがころんだ」状態。
このブロックの仕切りを越えさせるのに、
何日も掛かりました。
野良猫独特の、敵意剥き出しの眼。
それでも2022年の2月くらいから、
あまり敵意を見せなくなりました。
「あ、この人間は食べ物をくれる仲間だ」と認め始めている様子。
実はその頃。
たまたまヴィンテージで見つけた猫型のシルバーリングを元に、
オリジナルでデザインを起こし始めていました。
もう何年もかけて何度も原型を作り直して、
到達地点が見えなくなっていた頃(汗)
猫というより、猫型妖怪に近い。
なんで可愛げが無いんだろうか?と悩んでいた時に…
この顔を見ちゃいました。
はたと気付いた事、
それは眼の重要さだったのです。
当初は石を入れることは考えていなかったんですが…
何度作っても猫独特の「人間をメロメロにしてしまう表情」が作り出せない。
頬を削ったり、髭を増やしたり、眉のラインを細くしたり…
色々とやったんだけど、毎回何かがズレてる。
でもこの顔を見た時に気付いたのです。
人類が顔を見て「かわいい!」と思うのは、
「眼」なのだ、と。
特にキジトラは、淡いグリーンの眼の色が素晴らしいのです!
ウチの畑の、ナスの苗のところで横になる仔猫。
夕方はここが涼しくなるので、お気に入り。
こういった様子から、この仔猫は「ハタケ」と命名されました。
「畑の中がお気に入り」という事と、
「葉の中に隠れていて武内の家に来た」から、
という命名理由。
朝ご飯をねだりに来たハタケ。
玄関のガラス越しに見えるハチワレの柄が、
もう猛烈に可愛過ぎて萌える。
昼間、葦簀を前にのんびりと寝るハタケ。
この葦簀はハタケの為に付けてみました。
が、全く有効利用する気無し。
昼ごはんちょーだい、の時の顔。
やっぱり「眼」が大切。
眼にジルコニアのミントグリーンをあしらった、
シルバー・キャット・リング「タビー」。
タビーとは「トラ猫」の事。
茶トラはRED TABBY、
ハタケの様なキジトラはBROWN TABBY、
サバトラと呼ばれる青みがかったグレーはSILVER TABBY。
タビーが集まった図。
ヴィンテージケースの中で、大人しくしてるタビー。
先日、庭の草刈りをやろうと思って家の裏に回ったら…
こんなところに涼しい場所も見つけて寝てました。
今後、ウチのハタケはブログにもちょこちょこ登場させる予定です(親バカ)。