2022年立冬の酒丸。

2022年立冬の酒丸。


 二十四節気の立冬を、11/8に迎えました。
酒丸です。
その名の通り、冬が立ってきましたね。
朝晩はかなり冷え込む様になってきました。

 私が住んでいる房総半島南端はまだまだ暖かい日が続いていますが、
先日は北関東に観光に行ってきました。

もう北関東は紅葉シーズンに突入、
素晴らしい景観を楽しんできました。
目的は益子焼の陶器市だったんですが…

一番観たかった「濱田庄司記念益子参考館」。

民藝運動に尽力して益子を焼物の町として有名にした人物。
建物からして大谷石の石蔵群、圧巻!

そしてその後は、
鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)。

栃木県と茨城県の境に鎮座する、由緒ある神社。
梟を祀っている珍しい社でもあります。

そして通りがかりで見つけた、光丸山法輪寺。

大天狗の仮面、素晴らしく怖い!
何でも九尾の狐伝説がある寺らしく、
ここで仕留めた狐が那須高原の岩に封印されていたらしい。
その岩が割れたのは2022年3月。
もう世の中に出ちゃっているんでしょうね~(ガクガクブルブル)

一番行きたかったお寺さんの、雲巌寺。

通りから川を朱塗の橋を渡って見上げる山門、ウルトラ美観。
そして岩も、本当に素晴らしかった。

最後に名社の大前神社。

極彩色の社殿が素晴らしい!
ここには巨大な恵比寿様も鎮座してました。

とまぁ、陶器市そっちのけで古刹巡りしていたんですが…
最初の目的である陶器市に関しては、
ブログの最後に記しておきます。


 閑話休題。
立冬を迎えた日本の11月、
ならば暖かい感じの物を紹介してみようかと。
この時期必見のTEX-MEXをご堪能くださいまし。


まずはコチラ、
ネイティヴプリントのフランネルワークシャツ!

いわゆるアメリカ大陸に元から住んでいた、
北方系のエスキモーや北米系のインディアン、
中米以南のマヤ文明系や南米のヤーガン族などの事を指します。
コロンブスの新大陸発見(これも実はプロパガンダだけど)以前、
アメリカ大陸に居住していた人達。
彼らが紡いだり彫ったり描いたりした図案が、
ネイティヴパターンと呼ばれる幾何学文様です。

レッド系と…

ブルー系にしてみました。

元々コットンのネル素材にプリントを施すのは、
1950年代の十八番(おはこ)だったのです。
それを敢えて、
今年のドライボーンズでは1920年代のワークシャツに投影。
無地でダークカラーが増えがちな冬に、
発色豊かなインナーを提案しております。

そしてお次は…
久しぶりの新作入荷、
アステカ柄のバンダナ!

柄のアップ。


この柄は、ワタクシ酒丸のバンダナコレクションから復元。
おそらく1960~70年代くらいのデザイン。
長い事バンダナを集めていますが…
この柄は後にも先にも出た事がありません。
かなりレアな柄だと思います。
取り敢えずネイビー地だけなので、
早く消化して次の色を作らせてくださいまし(懇願)


更に…このブログを見ている人達だけにちょこっと見せ。

2023年夏のハワイアンシャツの柄は、
なんとメキシコ!!!

実は私、この柄を30年以上前に、
アメリカLA(確かイングルウッド)のスリフトショップで見つけておりました。
いわゆるトレジャーハントです。
その後、ずっと失くしてしまってすっかり忘れていたんですが…
今回の移住の際の荷物移動で発掘!
かーなーりー、嬉しい!
という訳で、思い入れも詰まっております!
たぶん、
直営店店頭では徐々に予約も受け付けていくと思います。
今年の金魚みたいに、
あっと言う間に完売する可能性もあるので…
お早目に。


そして益子焼陶器市での収穫。
最大の収穫は何といっても…これ!

なんとなんと、遂に「火焔土器」を手に入れてしまいました!
益子焼でもなければ陶器ですらない!
ある意味ではジャパニーズ・ネイティヴパターン(やっと伏線回収)!
縄文土器(にインスパイアされて作られた品)が、
遂に我が家へ来てしまった!

またしてもコレクションが増えてしまった…。
一生、断捨離という言葉とは無縁。
むしろ潔い気がしてきました:笑

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