2024年霜降の酒丸。

2024年霜降の酒丸。


 2024年の霜降を過ぎました。
酒丸です。
霜降とは…
霜が降りる時期、という事です。
この時期になると気温がグッと下がり、
空気中の水分が凍って草木の表面に霜となってつきます。
ホント、急に寒くなりましたね。
ウチの庭の金木犀が、やっと咲きました。

とは言え、ほんのちょびっとですが(汗)
今年は暑過ぎて咲かないかと心配していましたが…
例年より1週間ほど遅く咲きました。

 


なので、やっと秋冬物シャツを紹介できます!

今回紹介するシャツは、
オリジナルで版から作ったコレ!
プリント2フラップ オープンカラーシャツ「ヴィンセンツ・レオ」

いわゆる王道の豹柄なんですが…
ネーミングを「ヴィンセンツ・レオ」としていまして、
1950年代のロカビリースターであるジーンヴィンセントが、
ステージ衣装として着ていた豹柄ジャケットを元ネタとしてるのです!

この写真、
私もモノクロ写真では知っていたんですが…
カラー写真を初めて見ました。
あるところにはあるんですね。

色味は、地色がオフホワイトと…

ベージュ地の2色展開。


そして素材は、コーデュロイ。

この写真を見てもらえれば分かる様に、
ほっそい畝が縦に走っています。

ジーン・ヴィンセントが着ていたジャケットの素材は、
アクリルのフェイクファーっぽいシールという素材。
おそらく、当時最先端だったんでしょう。
こういったロカビリースターが着ていたジャケット以外にも、
スポーツジャケットや切り替えトラウザーズ、
レディスのコートなどにも使われていました。

ドライボーンズとしては、
やはり頑なに天然素材にこだわりたい
という想いから…
コーデュロイを選択。

上記のオープンカラーシャツ以外にも…

こんなデザインのガウチョシャツも企画。
不覚にも、
ブラック×ベージュは速攻でほぼ完売、
ブラウン×オフホワイトもサイズ欠けしてます(汗)
早過ぎな反応(大汗)

 やはり1950年代を代表するテキスタイルデザイン
待ち望んでくれていたファンも多いらしい。
私個人としても…
過去35年間の間に豹柄は3~4パターン作りましたが、
今回の豹柄が一番良い出来だと断言出来ます

なぜかと言うと…
実は今回、
当時のオリジナルヴィンテージの豹柄を参考に、
ミリ単位でほぼ同じ柄を再現しているのです。

このモノクロ写真は、
ギャバジャンの切り替えで使われている豹柄。
ただ、さっきの写真だと実際にはどんな豹柄なのか?再現出来ない。

そこで今回は、私のコレクションを引っ張り出して精査!

当時のリバーシブルスポーツジャケット。
裏地のシールが、
ジーン・ヴィンセントが着ていた豹柄と同じ生地。
豹柄の模様ひとつひとつを私が描き、
更に色修正を何度もやり直して再現したベージュ地。

更に、オフホワイト地は…

このヴィンテージベストから色を起こしました。
この豹柄は、
先ほどのギャバジャン切り替えの豹柄と同じ素材。

ドライボーンズは、
先月の9月でめでたく35周年を迎えました。
その間、
基本的に1950年代を中心に、
1920~1960年代くらいまでの、
クラシックな紳士洋品を提案してきました。
そしてコレからも、提案し続けていきます。

そして私個人としては…
来月で59歳、
来年で還暦を迎えます。
物心ついた頃から1950年代にハマってしまい、
豹柄なんて過去に何着着てきたんだろう…。

中学3年の頃の私(細いな~)

高校2年くらい(髪にボリュームあるな~)

59歳にもなって、
ミリ単位でこだわった豹柄を作るとは思ってもいませんでしたw

そこまでして作った今回のシリーズ。
是非、皆さんのコレクションに加えてみてください。
このクオリティ、後悔させません。





 そして巻末は私の最近の行動紹介コーナー。

実は私、
今月は新潟県十日町に行ってきました。
目的はこれ。

国宝の火焔土器を肉眼で見る事。
凄かった!
物体が持ってるパワーが桁外れ。
具合が悪くなっちゃいました(汗)
私見ですが…
おそらく、
日本で一番パワーを持ってる物体のひとつだと思います。

なので身体をクールダウン。

新潟名物のへぎそば。
猛烈に美味しかった!

ではまた!

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