こんにちは、大阪店わみです。
先日、今年2月に岡山にて備前焼の体験をして際に作った花瓶が届きました!
忘れた頃に届くのだろうな〜と思ってはいたのですが、全く忘れており・・・笑
不在通知を見て、着払いの新手の詐欺・・・と、わなわなしていたのですが、差出人の名前で検索するとすぐに思い出す事が出来ました😂(それまで気づかない・・・
受け取り後、仕事終わりにお花を買いに行き早速飾ってみました!
大満足の出来! 微妙な色のグラデーションと光沢感がかっこいい・・・
また今度は別のものを作りに行きたいです!
さて、今回はドライボーンズがオリジナルで製作している浴衣をご紹介いたします!
明治末期〜大正、昭和初期に実在していた髑髏柄の着物を基に作っています。
鎖国状態にあった江戸時代から、明治維新という革命により日本は一気に開国。
その後、他国との戦争にも突入していく激動の時代、一般の日本国民は不安や恐怖に覆われていました。
洋装も徐々に増えていましたが、着られるのは一部の特権階級のみ。
そんな中、錦絵での収入を断たれた絵師達や、洋装化で生産量の減った着物業者達は、 こぞって「世の中の不安や恐怖」を生地に、反物に、襦袢に、羽裏に表現していきました。
そんな明治〜大正、昭和初期の間にだけ、瞬間的に文化人の間で流行した「髑髏柄着物」
ドライボーンズ代表の酒丸氏は髑髏柄着物のコレクターでもあり、 ブランド30周年だった2019年には集めた髑髏柄着物の展示も行っていました。
その時の目録も店舗にて販売中。
気になる方はこちらも一緒にどうぞ!
まず1着目!
浴衣”髑髏の舞”
もともとは羽裏に描かれていた柄。
無地感の生地に、裾のみに柄が入ります。
この控えめな柄の入り方が粋!!
無地でも総柄でもない浴衣はとっても珍しくお洒落です。
小物も引き立ちますよ〜!
次はこちら。
浴衣”鹿子野晒”
color : 黒紫、黒緑
こちらは長襦袢に絞りで表現されていたものです。
「野晒」とは、江戸期における髑髏や頭蓋骨の別称。 主に河原などで朽ちているものを指し、その多くは顎骨を失っていたことから別称が用いられました。
大きめの柄でインパクト抜群!
大人っぽく、色気のあるカラーもポイント。
以上の浴衣ですが、どちらもポリエステル製。
さらっとした手触りで涼しく、お家の洗濯機で洗え、シワになりません。
扱いやすさも魅力的です。
合わせた帯はこちら。
角帯”石垣と蜘蛛の巣”
オリジナルで製作している帯。
リバーシブルでコーディネートも2通り楽しめます。
蜘蛛の巣もドライボーンズらしいモチーフ。
博多織 男帯
伝統的な博多織の角帯。
絹素材なのでしっかり締まります。
お着物にも使えますよ。
こちらの雪駄もおすすめ。
雪駄”錦蛇×錦蛇”八寸
とても贅沢な作りの雪駄。
和装だけでなく、夏場はデニムにサンダル感覚で合わせたり、鯉口シャツとのコーディネートも◎
今年は各地で地元のお祭り、盆踊りや花火大会も開催されるみたいですね!
ドライボーンズの浴衣で夏を満喫してみてはいかがでしょう?
ぜひ店頭で羽織ってみてくださいね!
ちなみに、このハワイアンシャツも髑髏柄着物が基になっていますよ!
S/S Hawaiian Shirt “片目髑髏”
おまけ
去年、古道具屋さんで発見した、髑髏柄の長襦袢生地。
着物の半襟として使ってみました。
目がくりくりのかわいい野晒柄!😂
お気に入りです。笑
では本日はこのへんで!