Long Sleeve Hawaiian Shirt “SPIDER WEB”

DS-2695　Long Sleeve Hawaiian Shirt “SPIDER WEB”

Rayon 100%

GREEN は完売しました。
38・40・42 サイズ は完売しました。

大正時代から昭和初期に実在していた着物のテキスタイルをそのまま再現。

この頃の日本はモボ・モガという新しい文化的価値観が日本にも広がり、西洋的なテキスタイルを和装に組み入れることも流行しました。

また、戦争への足音が聞こえてくる中、世相も不安感が増し、テキスタイルにもそういった雰囲気が映し出されていく様になります。

蜘蛛の巣柄は江戸時代から流行していた柄ですが、主に娼婦や飲み屋で流行した柄です。蜘蛛の巣は標的を捉える、という意味があり、上記の様な職業の女性が襦袢の柄として好みました。

それが時代を超えて、不安感が膨らむ大正～昭和初期に再流行したのです。

遠目から見ると絞り染めの様にも見える、美しいデザイン。

素材はレーヨンフジエット。細く強いレーヨン糸を強撚で織り込み、光沢感や清涼感を出しました。メンズプリントシャツとして最高峰の素材だと言えます。

襟型は1940年代のハワイアンシャツを踏襲。

脇線は「右前高・左後ろ高」という当時独特の縫製に倣っています。

ボタンはオリジナルデザイン、「吾、唯足ることを知る」と描かれています。

日本の絞り染にも通じるテキスタイルデザイン、長袖オープンカラーをジャケットに合わせて着こなせば鯔背なリゾートウエアとしても充分に通用します。