Sunningdale Denim Work Jacket

DJ-1157　Sunningdale Denim Work Jacket

Cotton 100%

38・40・42サイズ は完売しました。

1920年代頃に存在していた、かなり特殊なデニム・チョアジャケットを元に復刻してみました。

まず目立つのは、左胸の斜めに取り付けられたポケット。このポケットはペンシルポケットとウォッチポケットが一体化していますが…斜めに取り付ける事によって水平に入れた短いステッチが閂の役目を果たし、懐中時計が落ちない仕組みになっています。

そのすぐ脇には懐中時計用フォブチェーンを掛けるボタンホールもあり、正に考え尽くされた構造になっています。

また当時のジャケットとしては珍しく右胸に小さなコインポケットがあり、その裏側にも内ポケットがついています。共にホームベース型で、中に入れた物が落ちにくい構造。

フロントボタンは４つで裾は大きめにラウンドカットされており、作業量の多い仕事の人が選ぶカッティングです。

そして何と言っても一番特徴的なディテールは、背面のベルトとその上に付く複数のタック。

朝日が昇る日の光に似ている事から「サニングデール」という名前が付く、クラシックなスポーツジャケットのディテールです。これが背中に付く事で肩甲骨の動きに制約が減り、非常に腕が動かし易くなります。

生地はネップが入った、10オンスムラ糸デニム。経年変化による縦落ちが楽しみな素材です。

1920年代のデザインの粋を集めた稀なチョアジャケット、カジュアルシーン以外にも、タイドアップなども洒落ている逸品です。