2024年大寒の酒丸。

2024年大寒の酒丸。


 2024年の大寒を迎えますね。
酒丸です。
大寒とは1年の中で最も寒い時期。
本当にその通りで、
今週から一気に冷え込みますね…。
 そんな中、とても美味しいアイテムをご紹介。
年末、大島在住の友人から巨大な梱包物が届きました。
なんだろう?と思い、開けてみると…
巨大な天然自然薯!

買えばおそらく、軽く「万」は付くであろう高級品。
年明けに半日かけて仕込みました。
こんな高級品、
自分で調理した事が無くて大変でしたが…

無事にすりおろして食べました。
一部はフライパンで焼いて。
ピンピン焼きというらしいですね。

もう、絶品!

こんな料理、もう食べられないだろうな~。
大寒の時期に、
精力が付くものを食べられて幸せです。

 

 さて。
せっかくの大寒なので、
それに適したアイテムをご紹介!

実は古くから一番寒い時期のアウターといえば…
毛皮!
この絵は1929年11月の「サタディ・イブニング・ポスト」の表紙。
5人の毛皮を着込んだ壮年期の男性が描かれています。

今でこそ毛皮といえば「ゴージャスな女性」のイメージですが…
1920~30年代は、大いに男性も着ていました。
この絵の様にスーツの上から羽織るコートとして着る場合もあれば、
ハンティング用の防寒着として着られることもありました。
そういったコートの事は主に「ラクーンコート」と呼ばれ、
今となっては滅多にヴィンテージでも見かけなくなりました。
ラクーンとは本来「アライグマ」の事なんですが…
実はタヌキの事も「ラクーンドッグ」というのです。
どちらの毛皮でも「ラクーンコート」という名前になっていてややこしかったんですが…
1970年代以降は動物保護の観点から毛皮がセーブされる様になり、
今では大半がフェイクファーになってきています。

なので…
久しぶりに良い「フェイクファー」が出たので企画生産、
ドライボーンズのフェイクファー・ラクーンコート!

着丈はハーフ丈、
もちろんオーバーコートとしても着られるオーバーサイズ。

襟はショールカラーでクラシックに。
フロントボタンはダッフルコートと同様、
トグルボタン。
このボタンの利点は、
「グローヴを嵌めた手でボタンを留めたり外したりが楽な事」、
なのです。
つまり、極寒期の服に便利なボタン。
ちなみに第1ボタンもトグルボタンと同じく水牛ホーン。
高級素材です。
内側は…

キュプラ素材の裏地に、総キルティング加工。
ウルトラ防寒仕様です。

着丈が長いとこんな感じになりますが…

これはこれで格好良いけれど、
もうちょっとカジュアルにしたかったので着丈は短く。

実はこのフェイクファーコート、
自社ドライボーンズの過去商品の焼き直しでもあります。
それがこれ。

もう今から20年以上前に作ったジャケット。
個人的にもかなり気に入っていて、
よく色んな所に着て出かけました。
そして必ず言われたのは…
「これ何?ヴィンテージ?え、ドライボーンズなの?」
「まだ在庫ある?」
「いつになったら新しく作るの?」等々。
再販リクエストがかなり多いアイテムだったのです。

ところがですね…
フェイクファーって、原反だとすごく高価なんです。
しかも、
嵩が張る生地なので短い巻きの物が圧倒的に多いのです。
私は短い巻きの生地を安く探すのが得意なんですが…
最初から短いフェイクファーは、
安く出回る事がほとんど無いのです。
結果として二十数年間、金額に見合った生地に巡り合えず。
今回は本当に偶然に、短い巻きの原反に出会えたんです!
逆に言えば、短いので大した量が生産出来ませんでした(汗)
なので廉価ながら超少量生産。
一番寒い事時期、超防寒仕様のジャケットは嬉しいですよね。
お早めに。


 そして。
私がドライボーンズとは別に行っている事業である「神明農場」では…
メインのアイテム「ニッキ葉茶」という茶葉を加工生産販売しております。
お陰様で年末年始に結構売れてくれまして…

目下、鋭意生産中です!
この写真は、袋詰め後にシーラーで圧着加工をしているシーン。
この袋は、表はクラフト紙ですが、
内側はアルミ加工しており、
こういった茶葉の梱包には最適(すごく高価ですが)。
購入してからも長く風味を保てる様に、ジッパー付きでもあります。
買ってくれた人達からは「美味しい!」とか
「爽やか!」とか「使い易い量!」とか、
とにかく好評です!
ドライボーンズ直営各店舗でも置いてありますので、
良かったらご賞味を。

ではまた!

ブログに戻る