鯉口 Shirt “忍者”

DS-2781　鯉口 Shirt “忍者”

Cotton 100%

日本で、古くから職人の作業着や祭礼用の衣装として着られていた鯉口シャツです。袖口が鯉の口のように窄まっている事から鯉口と呼ばれるようになりました。

本来は腹掛けや股引とセットで着られるアイテムですが、戦後の日本ではカジュアルな和装シャツとしても着られるようになっていきました。

祭礼衣装の他、居酒屋店の制服としても着られてきた鯉口シャツ。それが近年では、腹掛けなどの藍染と相性が良い事からデニムにもコーディネイトされるようになりました。

今回は新たな型紙として…肩線でハギを入れ、前身も後身も絵柄が縦になる様にしました。こういった柄の入り方は「一方方向」と呼ばれ、柄に天地があります。

その為、本来の鯉口シャツのように前身と後身が一体化した型紙だとどちらかの柄が逆転してしまいます。なので肩にハギを入れて後ろが逆にならない様に配置しました。

この鯉口シャツの素材はコットンブロード。古の日本を象徴するかの様な「忍者柄」が所狭しと描かれています。

室町時代から江戸時代にかけて大名や領主に仕え、諜報活動や暗殺などをしてきた影の軍団。それは今の時代で言えば-ゼロゼロセブンやCIAであり、海外からの観光客の間でも圧倒的に人気があるキャラクターです。