Stripe Grand-pa Shirt

DC-715　Stripe Grand-pa Shirt

Cotton 100%

こちらの画像はイメージを重視しておりますため、色味の調整を行なっておりません。実際の商品と異なる場合がございますが、予めご了承くださいませ。

1920年代以前の、ラペル付きジャケットが主流で着られていた頃のインナーシャツを再現。

素材は14番単糸で編み立てた天竺（英語名はJERSEY）がメイン。

本来の天竺とは40番手の双糸などが多く、14番単糸は極端に太く粗い編み方。この編み地を選択する事で、第一次世界大戦前後頃の「粗野なジャージー感」を出してみました。

しかしそこは21世紀の編み地、詰めて編んでいるのでしっかりとしたハリや重量感を出すことに成功。

その天竺の色味に合わせて編み立てた襟や袖口のリブ地がこのシャツの真骨頂。専門用語で「段編み」と言われる特殊な編み地は、当時のヴィンテージを工場に送って編み上げた逸品のパーツ。

100年以上前の仕事を、現在の技術で再現しました。

前身頃にのみ付く布帛のシャツ地はデッドストック。

先染めで表現されたクラシックなストライプは、胸部分にのみ付くタキシードフロント（いわゆる「イカ胸」）と呼ばれるドレスシャツの形状。

そしてその布帛と天竺を縫い合わせた肩線は、約10ミリもの幅のダブルステッチ。これは裏側を見て貰えれば判る通り、野太いパイピングで延び止め効果を発揮しています。

このシャツは、映画「タイタニック」で主人公のレオナルド・ディカプリオが船内で着ている事で注目されました。

下着とシャツがまだ曖昧だった頃の銘品は、その後「グランパ・シャツ（おじいちゃんのシャツ）」という名前で再現され、現代に復刻。

タキシード用シャツからオーバーオールのインナーまで、非常に幅広い楽しみ方が出来るカットソーです。