Thermal Liner Hooded Sweatshirt

DC-716   Thermal Liner Hooded Sweatshirt

Cotton 100%

1950～60年代頃に作られていた、サーマル編みの裏地が付いたスウェットパーカを

ドライボーンズなりにディテールを加えて企画。

表を30番手、裏を10番手の糸で形成されているコットンフリース（裏毛）生地に、

裏地としてホワイトサーマル編みを当てて防寒衣類としています。

元々スウェットシャツとはスポーツ用・競技用として開発された衣料で、1900～20年代頃まではウールがメインでした。

その後、洗濯機の開発と共にコットン素材が多く出回るようになってきました。

開発当初はあくまでスポーツ用なので、圧倒的にホワイトや杢グレーが多い衣類でした。

但し、学校指定や部活でのチーム分けの問題から、ネイビーやレッドなどの色も徐々に増えていったようです。

当方のこのパーカは1950年代後期に誕生したサーマル裏地のパーカを元に、

ドライボーンズなりにヴィンテージディテールや進化系の着易さを加えて企画生産。

サーマル裏地付きで二本針という、ヴィンテージテイストの縫製に加え…

立ち襟が付いた上からの後付けパーカ仕様という、1930～40年代のディテールにしています。

また、その年代に存在していた２トーンバージョンも制作。

逆にその頃には存在していなかった上下開きのジッパーを使い、着易さも追求してみました。

しかもこだわりのホワイトテープジッパー。

ヴィンテージが好きな人ならばかなり気になるディテールですが、

絶対にヴィンテージでは存在しないアイテム。

そんなパラドックスが面白い、ドライボーンズならではの提案です。