2026年白露の酒丸。

2026年白露の酒丸。

 
 9月も第二週目となりました。
今週月曜日の7日には二十四節気の白露を迎え、
暑さと寒さが入れ替わる時期になってきましたね。
朝靄の中で朝露が煌めく、まさに白露の季節。
先日地元の後輩が、
丁寧に作った豆じんた(小さな鯵)のひらきを持ってきてくれました。
10センチくらいの小さな個体を丁寧に開いて磨いて…
物凄く丁寧な仕事に感激。
せっかくなので揚げ焼きにしてみました。

ウルトラ美味しい…!
いつもありがとう!


 そんなご馳走に負けず劣らずな素敵ジャケットが入荷!
それがこちら、
グリッタースポーツジャケット「カーメル」!

このベージュ系と、

ブラウン系の2色展開。

カーメルブランドも含めたナッソージャケットの特徴は、
この様に上襟が下襟よりも大きく張り出している事。

これだけで実にクラシックに感じるから不思議。

また、カーメルの特徴的なディテールはこの部分。

カフスとサイドベンツの、
クランク状の切り替え!
更には、
通称「ブタ鼻」と呼ばれる2つ穴ボタン。


このデザインのカーメル・ナッソージャケットは…
当時の若者が競い合うように着た有名なジャケット。
その理由はこれ。
例えば当時からの大スター、エルヴィス。

ちょっと横からの写真なので判り辛いけれど、
見紛う事なきオフホワイト地のカーメル。
後ろ襟を立たせてピンボールに興じる貴重なショット。
または、エディ・コクランも。

やはりオフホワイト系、ウール素材。
インナーにティアドロップタイプのポロシャツ、
超オシャレな着こなし!

カーメルナッソージャケットという名前の由来はこれ。


そのまんまドンズバで、
このジャケットの織りネームには「Carmel」の文字が。
更にはその下に、
ハリウッドスポーツウエアと記されています。
つまり、
ハリウッドを代表する西海岸系のスポーツ(カジュアル)ジャケットですよ、
という意味。
今でこそ「スポーツジャケット」なんて言えばジャージが主体だと思いますが…
1950年代頃までは、
スポーツをするジャケットがもっと細分化されていたのです。
ここらへんの話、
勉強していくと結構面白いのです。
21世紀の日本に住む我々が考える「スポーツ」と、
1950年代頃までのアメリカ人が考える「スポーツ」とは、
かなり違いがあるのです!
元々の「SPORTS(スポーツ)」の語源はラテン語の「DEPORTARE(デポルターレ)」に遡るらしく…
「ある物を別の場所に運び去る」という意味があり、
これが転じて「憂いを持ち去る」という意味に転じたらしい。
日本でいうスポーツとは「運動(体育)」みたいな意味合いに取られがちですが…
元の意味は「憂いを持ち去る=悩み事が無くなる」という感じだったようです。
どんなジャケットなんだ?W

また、ナッソージャケットという言葉の由来は…
北大西洋上のニュープロビデンス島であるハバナ国の首都、
ナッソーが由来だと考えられています。
1920年代、
禁酒法の頃から開発されてきた中央アメリカ地域。
当時からギャング達がフロリダ経由で暗躍していた地域です。
1930年代設定での、映画の1カット。

右側の男性は、明らかにナッソージャケットです。
(カーメルでは無さそうだけど)。
この頃から着られていてもおかしくないデザイン。
元ネタは、おそらくキューバシャツ。

 そしてこのジャケットのもう一つのセールスポイント。
それがこの生地、グリッター!!

キラキラと光る筋が見えていますかね?
この糸はナイロンの強撚糸。
縦糸に織り込む事でラメのような効果を生んでいるのです!
実はこの生地、デッドストック。

上下でセットアップに出来る2タックトラウザーズもあったんです。

ハリウッドベルトと呼ばれる形で、
まさにハリウッドスタイルスポーツウエアの一環!
もう完売しちゃっているんですが、
このボトムをゲットした方は、ぜひに!
(もちろんセットアップじゃなくても着方は色々)


 先日…
隣町の「ちくらつなぐホテル」のレストランにて、
キューバサンドなる物を食べました。

地元産ラム酒に漬け込んだローストポークを、
しっかりとした歯応えのバケットで挟んだ逸品。
凄く美味しかった!

スプートニク調のシーリングランプや…

スパイダーチェアなど、
実にミッドセンチュリーなホテル。
近くに来たら是非寄ってみてください。
ナッソー繋がりでキューバサンド、かっこいいじゃないですか!

ではまた!

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