チノパンを比較してみました

チノパンを比較してみました

 

こんばんは、牧野です。

 

先日、自宅用の食器で買おうと思ったものに
こんなシールが貼ってありました。

 

 

 

明治後期!
っとすると1907年〜1912年頃。 古いなぁ〜

そんな時代に思いを馳せ、酒の肴を乗せてチビチビやるのも良いですね。

 

さて、今日お話しするのは 〝チノ トラウザーズ〟「チノパン」です。

以前より展開している 

DP-835  41 Khaki type Trousers

 

が少し前に再入荷してきました。

ですが最近、新型のチノパンも入荷しました。それが、

DP-870 The Civil War type Chino cloth Trousers

 

になります。

 

オンラインでもパンツコーナーに揃って並んでいますが、
似た様な感じで、ちょっと困惑される方もいるかもしれません。

そこでこの2本を今日は比較していこうと思います。

まずはじめに。

どちらも同じ生地です。

オンラインページで見比べると多少色ブレがありますが、

同じ生地、同じ色です。後日修正します。

 

そして、それぞれのページに掲載されてる商品解説をご覧になって頂くのが
一番時代背景が解るかと思いますが、

DP-835  41-Khaki  は WW2 時代のモデルになります。

そしてそこから新型は Civil War 〝南北戦争〟まで遡ったモデルのトラウザーズになります。

 

南北戦争は1862年〜1865年、そう! 冒頭での明治後期は前フリだったのですが、

それよりもさらに古い時代なんですよね。興味深い。

 

そんな歴史の勉強はさておき、お伝えしたいのはシルエット。

 

それぞれのディテールでコメントしていきます。

 

 


まず、見てお分かりの様に、41 Khaki よりも、Civil War のほうが全体的に太いです。

41 Khaki は太もも下あたりからテーパードがかかります。

Civil War はほぼそのまま下に落ちます。

 

 

穿いて比較。

既に太もも辺りから裾までCivil War のほうが太い様に見えます。

41 Khaki も充分に太いトラウザーズですが、並べるとそう感じさせません。

 

次は裾巾。

私は30インチを穿いているのですが、41 Khaki の裾巾は24.5cm、

対するCivil War は29cm になります。4.5cmも太い!!

過去1かもしれません。


 

膝上までは同じくらいの太さですが、先ほどの膝下の裾巾を見ると

だいぶ差ができているのが判ります。

 

 

 

ここからは各パーツの比較。

Civil War にはサスペンダーボタンが付きます。

逆にこの時代にはベルトループは存在しないので、
使いやすい様にベルトループが付属していると言ったほうが正解ですね。

ここで一つ補足。

上記画像でウエストの大きさを見比べていただきたい。

同じウエストサイズでも41 Khaki の方が大きめに作られています。

 

こちらは各ページでサイズスペックをよく見ていただき、表記されたサイズに拘らずに

ご自身のウエストサイズに合ったものを選んでくださいませ。

 

 

 

 

続いて、ベルトループの太さ、そしてヒップポケットの有無。

 

 

 

シンチバックの有無も。

 

 

最後は若干ですが、スラッシュポケットの根本の曲線の違いもあります。

曲線を描いたカッティングはなんかクラシカルで格好良いです。

だけど、機能的であり、無駄を省いた41 Khakiも また良いですね。

 

あなたならどちらを選びますか?


それではこの辺で失礼します。

 

 

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