2024年立秋の酒丸。

2024年立秋の酒丸。


 2024年の立秋を迎えました。
酒丸です。
まだまだ暑い日が続きますが、もう立秋。
ここ館山では…
夕方以降の風が涼しく感じられる様になってきました。
ジワリと秋の気配。
なので、庭の植物の場所を移動させました。
冬に向けて日当たりが良い場所に移動。

大きくなってきた我が家の蘇鉄。
次の移動は地植えかな?
地元で蘇轍といえば、
古刹那古寺の大蘇鉄が有名。

影を見てもらえればわかる様に、
寺の屋根より大きく育っています。

市内で一番大きな蘇鉄らしく、
市の指定天然記念物になっているらしいです。
嘉永7年に力士によって奉納されたらしい。
ザ・南国植物!って感じの蘇鉄ですな。


 という訳で…
今回のブログは、南国系植物について。

館山に来たことがある人はご存知だとは思いますが…
高速道路を終点富浦まで来て、
バイパスに入る時に出てくる街路樹。

そう、パームツリーがお出迎えします。

この通り、手前から奥までずっとパームツリー。

館山出身の私にしてみれば、
物心ついた頃から馴染み深いパームツリー。
日本語では「椰子の木」とも呼ばれます。
ココナッツの実がなるのがココナッツツリー。
ならないのがパームツリー、
みたいな覚え方をしておけば大丈夫。

 そして昨年末、
私は某生地屋さんで、
こんな生地をデッドストックで発見しました。

パームツリー&ダイヤモンドヘッド。
これはヴィンテージハワイアンシャツに存在する、
「カハナモク」ブランドのパームツリーと同じ柄!
幼少期からの記憶も充分に保っている私は、
迷わず全部買い占めました。

そうしたらなんと、
この写真の通りの柄の入り方だったのです。
どう使おうか?悩みに悩んで企画したのが、
今回のこの企画!
2トーンハワイアンシャツ「パームツリー」!

シャツの下半分に、
グルリとパームツリー&ダイヤモンドヘッドが入ります。
柄部分の配色に合わせて…
オールドゴールドとの2トーン。
胸ポケットは両玉縁。
玉縁部分に柄生地を持ってきました。

もう片方の配色は、セピア。

襟はクラシックなロングポイント。
ボタンもココナッツボタンと凝っております。
たまにはこんなイレギュラーな切り替えも、
斬新で良いでしょ?


実はこの柄のヴィンテージも所有しております。
このシャツは実に思い入れがありまして…
まだドライボーンズがヴィンテージショップすら出していない、
1980年代後半。
私は1年の3割くらいをアメリカでピッカー生活をしておりました。
基本的に取引先から頼まれた古着の買い付けと、
フリーマーケットで販売するヴィンテージを仕入れていたのです。
ある日。
LA中心地のヴェニスビーチのスリフトショップで、
このシャツを発見したのです!
しかもバッチリマイサイズのラージ。
確か、4.99ドルだったと記憶しております。
このシャツを持っていそいそとレジに行くと…
私の前に並んでいた白人のお婆さんが、
色違いのレモンイエローを持っていたのです!
今でも鮮明に覚えているシーン。
ヴィンテージの仕入れをしている私としては、
そのレモンイエローも欲しかった(当時からものすごい値段が付いたのです)。



 昔の思い出ばかりになってしまった今日のブログ。
それは立秋で「夏の終わり」を感じているのかもしれません。
故郷である館山では、
昨晩は恒例の花火大会。

水上花火の隣では、鋭い三日月が輝いておりました。

ではまた。

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