2024年の立冬を迎えました。
酒丸です。
先月までの暑さが嘘のように一気に冷え込んできましたね。
実は今年6月くらいに、
近所で雪のように真っ白な猫が3匹、生まれました。
3匹で絶えずウチの庭で戯れているので、
キャンディーズならぬニャンディーズと命名。
そしてこのひと月で、
スーちゃんがかなり大人っぽくなってきました。
というか、デカい(汗)
すでにお母さんネコより大きい。
なんと、○んたまがついてました。
スーちゃんではなく、スーさんでした。
田中好子さんじゃなく、三國連太郎さんだった感じ(意味不明)
そんな訳で、
今季イチ推しの3ピースセットアップをご紹介(どんな訳?)
ジャケットはピークドラペルのピンチバック、
ベストは4ポケット、
そしてボトムはハイバック・ワークトラウザース。
色違いでオリーヴもあります。
このハイバック、実にクラシック。
ベストは4つのポケットが付いた普遍的なデザイン。
時代設定は1920~30年代。
アメリカの黄金時代、
ロアリング・トゥエンティーズと言われる時代。
たまたま先日、
この時代設定の映画を堪能しました。
ベン・アフレック監督主演の「LIVE BY NIGHT(邦題:夜に生きる)」。
いわゆる禁酒法時代のギャング映画なのですが…
描き方が丁寧。
時代設定もかなり忠実で、
セットやロケ地、小物遣いも素晴らしい。
もちろん衣装も良かったんですが…
場所の設定がフロリダなので、
基本的に夏服主体。
左が主演のベン。
ジャケットは脱いじゃっていますが、
麻素材ながらピンチバックジャケット。
隣の相棒は、なんとナッソージャケットですね~。
車が、いちいち凄い!
こんな車でガンガン走って、
バンバンぶつかる!
も、勿体無い…(汗)
最後の方で、地下通路から仲間たちが応援に来ます。
フロリダなのに全員ウールの3つ揃えなのは、
ボストンからの応援ギャングたちだから。
全員がハットにタイドアップ、
実に1920年代のギャングらしく、トミーガン持参。
この後ろの造形が、
ピンチバック。
腰ベルト部分で絞りつつ、
肩辺りの運動量をキープする為にプリーツを入れています。
いわゆるスポーツジャケット。
袖口のボタンが外せるように本開き。
これも袖捲りできるようになっているワークスタイル。
前立てはまだボタンアップ。
しかもフロント部分は金属フックで固定できます。
この手間ひまをかけた造形、
さすが1920年代のハンドメイド。
素材はコットンモールスキンをチョイス。
若干起毛されているので秋冬素材ですが、
コットンなので吸汗性もあります。
このモールスキンという素材は、
平織でも綾織でも無く、
珍しい繻子織という密度がある素材。
当時からウールの代わりとしても使われており、
ワークスタイルを代表する素材。
なおかつ繻子織という名前の通り、
光沢感があって高級感も抜群。
デニムと同じ様に経年変化していく楽しい素材です。
この秋冬、是非3つ揃えでセットアップしてみては?
もちろん、全部バラバラにして着ても便利。
個人的には...ピンチバックジャケットにオーバーオールとか、
セカンドタイプデニムジャケットのインナーにベストとか、
ボロボロカバーオールのボトムにハイバックトラウザーズとか…
小綺麗にワークスタイルを着こなす事でワンランクアップを狙えます。
3つ揃えなら公式な場所でもオッケー。
非常に着回しが効くナイスなセットアップです。
超おすすめ!
さて。
この週末の11月10日、
地元のローズマリー公園では、
年に一度の「あわぶっく市」が開催されます!
おそらく県南では最大級のイベント。
なんとワタクシも、農家として古本を販売します!
神明農場が私の農家としての屋号。
変な怪しい書籍、
洋書からバイク関連、
はたまた秘密結社関係などなど…
バラエティに富んだ品揃え。
また、加工品や多肉植物なども持っていく所存。
現場でお会いしましょう!